June 30, 2013

CustomSandbox 2.2

(2013.6.29) xCon、tsProtector Pをアプリごとにオフにできるようにしました。
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(暫定公開中です)
$0.99のお金がなかったので、バックグラウンドでの動作を制御するTweakを自分で作ってしまいました。ついでに公開します。

このTweakは、Sandboxの動きをコントロールします。
現時点では、アプリ単位で以下の設定ができます。
  • ホームボタンを押して終了した時の動きを以下の3つから選択できます。
    通常どおり(Native)、タスク終了(Terminate when suspend)、バックグラウンドタイマ無効(Run Continuously)
  • Activatorで設定すれば、第2の動きを選択できます。
    Activatorの「アプリ上での動作」で設定してください。
  • Tweak(MobileSubstrate Add-On)をオフにすることができます。
    すべてオフにするだけでなく、BreakThrough、xCon、tsProtector P、その他のTweaksごとに設定ができます。
  • バックグラウンドタイマを無効にした場合はバックグラウンドでいつまでも動くようになり、時間切れ(10分)になってもサスペンド(停止状態)に移行しなくなります。
    (ダウンロードアプリでダウンロードが中断しなくなります)


今後の予定
  • フォアグラウンドで動いているのと同じようにバックグラウンドで動かす予定はありません。iOSのガイドではバックグラウンドではやってはいけないことがいくつか記載されており、アプリがバックグラウンドを意識していないと問題がおきる可能性があるためです。
  • 今のところ有料にする予定はありませんが、クリックは助かります。

I'm too poor to pay $0.99, so I've made a tweak to terminate application automatically when home button is pressed.

This tweak manages sandbox's behavior.
Currently the following settings can be made per each application.

  • Can select task behavior from following 3 pattern when home button is pressed.
    • Native (typically suspend)
    • Terminate
    • Go background without expiration timer(10 minutes)
  • Can select another behavior with activator.
    Configure activator's "In application" panel when you want to use.
  • Disable other tweaks(MobileSubstrate Add-on)

June 27, 2013

BreakThrough 5.0 beta

(2013.6.29) 予定より早いですが正式版公開します。

BreakThroughに新たな考え方を導入しました。
それにより、xConとの互換性が大幅に向上しました。
xConとBreakThroughでのどちらかが対応すれば、アプリはJBを認識できなくなります。

内部的に大きな変更となったので、まずは公開ベータ版で提供します。
ベータリポは、http://ftp.sident.net/cydia-beta/ です。

正式版公開は6/30の予定です。

June 24, 2013

リポジトリの登録

リポジトリは、 http://ftp.sident.net/cydia/ です。

iFileをインストールしている場合には、このリンクをクリックし、
「"iFile"で開く」から、「インストール」を選んでも、リポジトリ追加ができます。

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公開ベータ版のリポジトリは、http://ftp.sident.net/cydia-beta/ です。

June 8, 2013

armv7s

開発者向けのコマンドラインツールです。
ARMv6向けのバイナリを、iPhone5(A6)で動くようにします。

armv7s <binary-file-to-patch>で、そのバイナリファイルが動くようになります。

Command-line tool for developers.
Patch to work the old binary (built for ARMv6) on A6.

"armv7s <binary-file-to-patch>" to work corrently.

June 1, 2013

BreakThroughの開発方針

(この記事は期間限定で公開します)

WOWOWメンバーズオンデマンドに対応していて気づいたのですが、
xConがインストールされているかチェックしているようです。
アプリ開発者側もJailbreak環境で実行できるようにするTweakに脅威を感じ始めたということでしょうか。

そこまで躍起になる理由はさておき、アプリ開発者を混乱させることが目的ではないので、そういった背景を踏まえて今後BreakThroughは以下の方針で開発/機能拡張をしていきたいと考えています。

  • アプリ開発者の方からの対応除外の相談を受け付けます。
    特に「Jailbreak環境」で「実行」できることが「BreakThroughの利用者」に対するリスクとなる場合には、ぜひ教えてください。せっかくこのTweakを使っていただいている方が結果として被害にあうのは本望ではありません。
    連絡はCydiaからお願いします。
  • 公開数に制限をかけます。
    ダウンロード数が1000を超えているのに気がついたら、そのバージョンの公開を中止します。
    ただ、今は数十ぐらいですので、とうぶん引っかからないでしょう。


ここからはアプリ開発者の方にお願いです。
iPhoneはひとりで何台も持っているものではありません。そのため、Jailbreak対策をされると、Jailbreakしている「人」はそのアプリを利用できなくなってしまいます。

JailbreakはiDeviceをより便利にする手段であり、アプリも利便性や娯楽を求めて利用するものです。それらを2者択一するのはつらいものです。
Jailbreakもできて、アプリも使えるのが最善の答えです。このTweakはその2者択一から逃げるために作りました。

Jailbreakを排除することである種類の攻撃が防御できるという考え方自体は理解できます。ただ、Jailbreakをしなくてもアプリ内に保存したデータや通信に介在する手段は存在し、おそらくJailbreak排除で守っても一時的なものにすぎません。

Jailbreak環境での実行を排除する理由を解きつめ、最善の対応をしていくことでJailbreakを差別する必要がなくなっていき、このTweakの存在意義がなくなることを祈っています。